前回に続き阪急電車への看板取り付け云々の話題で、今回は京都線です。
京都線の場合、京阪間を走る看板列車が走ることから特急車に付けられるのが伝統になっています。
先代の6300系に続き現在は9300系に付けられます。
白く潰れて見難いですが「宝塚歌劇100周年」の看板です。
梅嵐急行(嵯峨野エクスプレス)以外で京都線一般車への取り付けは皆無でしたが、2001年頃から特急車以外への取り付けが始まりました。
現在は一般車での中でも8連2ハンドル車に限られているようです。
1ハンドル車への取り付けが避けられているのは平日の増結運用の兼ね合いの影響があります。
京都線の増結運用は神戸宝塚線と違い10両で西院~河原町間の地下区間を走行し、運行にあたり緊急時の避難路確保の為、連結間の幌も通され乗務員室が通路になります。神戸線にも幌連結をする運用に看板付の編成が入る事もありますが、これは本線上で連結開放作業はありませんが京都線は必ず河原町で増結・桂で開放作業が伴い、あえて1ハンドル車への看板取り付けがないようです。