前回に続き「2001年の阪急京都線のダイヤ改正を振り返る(その2) 」車両運用面の変更についてです。
ダイヤ改正後の京都線の列車は7・8両が基本となりそれまで走っていた6連は消滅し
改正を目前に2001年2月頃から該当編成の編成替えに向けて準備が始まりました。
形式別に動きを以下にまとめてみました。
2300系の6連は2307Fのみで京都線で最期の運行標識編成でした。
2000年秋には「嵯峨野エクスプレス」として大活躍し平日昼間でも快速運用に入る姿がみられました。
この2307Fはダイヤ改正当日3月24日に桂から正雀へ回送され、後日C#2331(2311Fより)を暫定的にT車として組み込み7両になりました。
2307Fと同様に運行標識を付けて運用されていた2305Fは2001年2月より休車になりダイヤ改正後も運用されることなく引退しました。
ダイヤ改正後は急行運用に就く姿も見られました。
3300系の6連は3314F・3318F・3325F・3326Fの4本
3314Fは3314-3414-3338-3814-3954-3364の大阪寄りに3325Fより3325-3401を連結して8両に。ダイヤ改正前にC#3314は編成中間に入る為転落防止ホロを付ける器具が正面に付けられていました。
3318Fは3318-3418-3303-3803-3853-3368の6連よりC#3853を抜いたうえで旧3325Fから3321-3421を入れて7両に。
ダイヤ改正後7連で臨時特急運用に就く3318Fです。
2311Fの休車以来暫定的に6連になっていた3326Fは3319-3420をいれて元の8連に戻りました。
暫定6連で快速運用に就く3326F。
5300系には編成替えは実施されませんでしたがダイヤ改正前に6連から7連に組み換えられた編成により6連が不足することから暫定6連が発生しいていました。
表示幕改造後初めて先頭にでた5309。
5322Fも6連の先頭で走りました。
その3に続きます。